【すまいのお金】どっちを選ぶ?変動金利と固定金利

こんにちは!
ファイナンシャルプランナー松原 季恵です。

今日もたのしいですね(^O^)/

住宅に関わるお金の情報をお伝えするブログです。
今回は住宅ローンの契約時に重要な金利の選択についてです。
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住宅ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の二種類があります。
変動金利の方が金利が低く魅力的だけど、長期的に金利を固定できるのも捨てがたい…?
さて、どちらの金利を選んだらよいのでしょうか?

それぞれの金利の違いと選ぶポイントをお伝えします。

変動金利は収入や預貯金に余裕がある人

変動金利は、原則6か月に1回金利の見直しを行うしくみです。
そのため、市場によってはローンの返済中に金利があがる可能性があります。


ただし、一般に5年間は返済額を変えず、見直し後も見直し前の返済額の1.25倍までとしているため、極端に返済額が増える心配はありません。
とはいえ、半年ごとに金利の見直しがされているため、金利が変われば返済額のうち「利息」と「元本」の占める割合が変わります。
金利が上がれば、同じ返済額でも利息の支払いが増え元本の返済が遅れるため、最終的にしわ寄せがきて一度に大きな金額を返済しなければならないことも起こりえます。

そのため、変動金利を選ぶ場合は、ある程度金利の変動があっても耐えられるような家計状況であることが大事です。
今後の収入が確実に増える見込みであったり、繰り上げ返済できるほど資産に余裕があったりする方です。
また、途中で繰り上げ返済することで最終的な返済期間が10年~15年程度になるような方は、長期的な返済をする方に比べて金利変動のリスクは減ります。

固定金利は収入が安定しない場合は必須

固定金利は、一定期間金利が変わらず返済額も変わらない仕組みです。
返済の全期間が固定になる「全期間固定金利型」と、3年・5年・10年等だけ一定で、固定金利期間が終了した後は変動金利または固定金利を選択するしくみの「固定金利選択型」があります。

金利が市場にかかわらず一定のため、返済計画が立てやすいです。
ただし、固定金利選択型の場合は、一定の固定期間が過ぎた後、急激に金利が上がる可能性もあるので注意しましょう。
固定期間終了後の金利優遇幅がどうなっているか、確認してください。

固定金利は借り入れ当初は変動金利と比較して金利が高いですが、確実な返済ができます。
特に、自営業の方で収入が安定しない方、転職等で収入が減る可能性のある方は、固定金利がおすすめです。
もし、シミュレーションをしてみて固定金利の金利では返済が厳しいようであれば、金利の低い変動金利にするのではなく、もう一度借入額自体を見直す必要があります。

互いのメリットを享受できるミックスローンも

変動金利と固定金利、それぞれにメリットデメリットがあります。
そこで、互いを補完しあうかたちで変動金利と固定金利の両方を契約する方法や、夫婦で別々に契約して互いに異なる金利を選ぶという方法も、銀行によってとれます。
この場合は、変動金利の部分は比較的期間を短め、金額も抑えめにしておくと安心でしょう。
例えば子供の教育費が増えてくる中学生の頃には変動金利部分の返済を終わらせておくと、その後の返済が楽になります。

実際の金利でも考えシミュレーションをしておく

また、現在(平成29年6月現在)は非常に低金利です。
固定金利でも変動金利とさほど変わらくなってきているので、今であれば長期の固定金利を選んでもよいでしょう。
金利の変動により返済額がどのくらい変わり、家計へどのくらい影響を与えるのかを確認しておくとさらに選択がしやすくなるでしょう。
家計への影響が見えてきたら、例えば転職する場合もどのくらいの収入が必要かというのも一定の目安となります。
また、変動金利の場合、金利上昇時のデッドライン(これ以上金利が上がったら返済が厳しいライン)がわかるでしょう。

住宅ローンを借りるときは、返済計画を入れたキャッシュフロー表を作ることがおすすめ。
将来を見据えて、ご自身の家計ではどちらの金利があっているか決めていきましょう。

 

 

今日を楽しくするファイナンシャルプランナー
松原 季恵