【おかね塾】私の公的年金はいくら?

こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの松原 季恵です。

今日もたのしいですね(^O^)/

お金の知識を付けたい!という方向けのブログ。
みなさんが何となく気になっている「老後」のこと。
今回は老後にもらえるお金「公的年金」について、受け取れる金額についてまとめます。

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多くの働く世代は、毎月、公的年金の保険料を払っています。
では、その保険料を支払うことで将来どのようなお金がもらえるかご存じでしょうか?

 

もらえる年金の種類

年金と一口に言っても、いくつか種類があります。

まず、公的年金には「国民年金」と「厚生年金」の2種類があります。
また、企業に所属することで加入できる「確定給付企業年金」「確定拠出年金(企業型)」「厚生年金基金」や、個人で加入する「確定拠出年金(個人型)」「国民年金基金」などがあります。

これらの年金は働き方によって加入できるかどうかが異なります。
自営業者や学生、農業従事者は「第1号被保険者」、会社員や公務員は「第2号被保険者」、会社員や公務員の扶養される妻は「第3号被保険者」と分けられ、これらによって加入する年金制度が決まります。

例えば、第1号被保険者の方は、主に加入できる年金は「国民年金」のみです。
任意で「国民年金基金」や「確定拠出年金(個人型)」に加入することができ、将来の受取額を増やすことができます。

第2号被保険者であれば、国民年金のうえに「厚生年金」にも加入できます。
さらに、所属する企業によっては各種の企業年金にも加入ができたり、「確定拠出年金(個人型)」への加入も可能です。
第2号被保険者は加入できる年金が多く、一般に保障があつくなっています。
第3号被保険者は、保険料を支払っていませんが国民年金の受給に必要な支払い要件を満たすことができます。
また、任意で「確定拠出年金(個人型)」にも加入ができます。

公的年金をもらう条件は?

年金にはさまざまな種類がありましたが、公的年金に絞ってみていきます。
さて、公的年金では「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」の主に3種類の年金がありますが、老後に受け取ることができるのは「老齢年金」です。

老齢年金を受け取るには、保険料を支払った等の期間(以下、受給資格期間)が25年以上あることが条件です(平成29年6月現在)。
受給資格期間に含まれるのは、保険料を納付した期間のほか、保険料を免除されていた期間や「カラ期間」と呼ばれる期間です。
カラ期間というのは、受給資格期間にはなりますが年金額には反映しない期間のことで、例えば平成3年3月以前に学生の間任意で加入をしなかった期間などのことです。

なお、受給資格期間は平成29年8月から10年に短縮されます。
より多くの方が年金を受給できることになります。

いくらもらえる?

では、いくらの年金が受け取れるのでしょうか。

国民年金の場合は、国民年金保険料を支払った期間が長いほどたくさんの年金を受け取れます。
40年間支払った場合に満額となり、それ以下だと比例して減額されます。
計算式は以下です。
779,300円×国民年金保険料を支払った月数÷480か月(=40年)
※満額の779,300円は支払い年度によって異なります。

厚生年金の場合は、加入期間が長いほど、収入が大きいほど、受け取れる保険金は高くなります。
厚生年金の年間の受取額早見表は以下です。(平成28年目安)

厚生年金保険加入年数
平均報酬額 5年 10年 15年 20年 25年 30年 35年 40年
10万円 3.3万円 6.6万円 9.9万円 13.2万円 16.4万円 19.7万円 23.0万円 26.3万円
20万円 6.6万円 13.2万円 19.7万円 26.3万円 32.9万円 39.5万円 46.0万円 52.6万円
30万円 9.9万円 19.7万円 29.6万円 39.5万円 49.3万円 59.2万円 69.1万円 78.9万円
40万円 13.2万円 26.3万円 39.5万円 52.6万円 65.8万円 78.9万円 92.1万円 105.2万円
50万円 16.4万円 32.9万円 49.3万円 65.8万円 82.2万円 98.7万円 115.1万円 131.5万円

国民年金だけを受け取れる方は、国民年金の計算式から、国政年金も受け取れる方は国民年金の計算式で求めた額に上記の目安表から求められる金額を加えて、老後に受け取れる金額の目安がわかります。

 

加入期間を満たすか確認しよう

年金を受け取るために大事な、受給資格期間。
満たすことができるのか確認してみましょう。

自身の年金加入状況は、毎年お誕生日月に送られてくる「ねんきん定期便」で確認できます。
このほか、インターネットでは日本年金機構の「ねんきんネット」、電話では同機構の「ねんきんダイヤル」で確認することができます。
また、時間がある方であれば、直接年金事務所の窓口に相談に行くのもよいでしょう。
窓口での相談は事前に予約をするとスムーズに話ができます。

 

みなさんはいくら年金がもらえそうですか?
老後の生活に十分な金額になっていますか。

老後の貯蓄を考える前に、まずは年金受取額を確認しましょう。

 

 

今日を楽しくするファイナンシャルプランナー
松原 季恵